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腰痛の原因を調べる検査である腹臥位膝関節屈曲テストについてです。
(腹臥位膝関節屈曲テスト=Prone knee flexion provocation test )

■腰椎椎間板ヘルニアの検査

腰椎椎間板ヘルニアに関係している大腿神経の神経根症状があるのかどうかを検査します。腰椎椎間板ヘルニア、いわゆるヘルニアでは「坐骨神経」の神経根症状が有名ではあります。

しかし、大腿神経の神経根症状が引き起こされている、大腿神経に由来する腰椎椎間板ヘルニアも当然ながらあります。腹臥位膝関節屈曲テストでは大腿神経に関する腰椎椎間板ヘルニアについて検査します。

■腹臥位膝関節屈曲テスト

実際の検査方法です。腹臥位膝関節屈曲テストの腹臥位とは普段使っている言葉で言うと、「うつぶせ」のことです。はじめにうつぶせとなります。

出来るがぎり苦しくない姿勢になれるようにします。うつぶせの時の頭の向きですが、左右どちらかを向いても良いです。楽なほうを向くようにしましょう。検査時間が長くなると苦しくなると思います。適度に首の向きを左右で交互に変えるようにします。

おでこを両手の手の甲の上にのせても良いです。胸の下にクッションを置くことで姿勢の保持が楽になることもあります。肩に痛みがある人はおでこに手を当てるのは大変なので、気をつけをするように体幹の脇に軽く置いても良いと思います。

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非常に痛みが強いなど検査とごろではない場合はうつぶせになる必要はありません。この姿勢、うつぶせで検査する必要はありません。検査をすることで痛みが強くなるということは絶対に避けなければいけません。

次に膝を曲げます。膝関節屈曲とは簡単に言うと膝を深く曲げていくということです。両膝を深く曲げて、屈曲させて大腿神経を伸張し、神経根の刺激圧迫があるかを検査します。

検査をする人は検査をされる人の両足を同時にお尻に着くように曲げていきます。体が硬い人はみんなお尻に足が着かなくても構いません。深く曲げたその位置で45~ 60秒間保持したあとに両膝を伸ばして元の位置に戻します。

■テスト結果の判定

その後、素早くアキレス鍵の反射と、足の筋力の検査を行います。アキレス腱反射が低下していたり、下肢の筋力が落ちたりすれば陽性ということになります。大腿神経の神経根に圧迫があることが疑われる訳です。

両膝を最大屈曲するこのポジションは、大腿神経を伸張させるだけでなく、腰椎を過伸展させることにもなります。注意して行うようにしましょう。ご自身で行う場合には絶対に無理をなさらないようにしてください。

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