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腰痛を引き起こす原因に、女性ならではの卵巣の病気が挙げられます。一般の男性にはあまり詳しい人はいないかと思います。女性でもあまり意識しないで生活している人も多いようです。女性特有の臓器である卵巣の、どんな病気がどんな原因で腰痛を起こすのか、調べてまとめてみました。

腰痛の原因による治療と予防

腰痛の原因で女性が最も見落としてはいけない卵巣がん

女性の卵巣の病気で非常に重篤な疾患に卵巣がんがあります。セオリーとして第一優先で重篤な疾患を見逃さないようにするということがあります。単なる腰痛だと思って、腰痛の本当の原因であった卵巣がんを見逃してはいけません。

女性が卵巣がんだった場合には初期症状として特に自覚症状はありません。時には不正出血もありますが、進行していくにつれて卵巣がんが原因による腰痛や下腹部の痛みが出てきます。

受診する契機になるのは、なんとなく下腹が圧迫されているような気がする。なんか下腹を触ってみるとしこりがあるような気がする。さっき行ったばかりなのにおしっこがすぐまた行きたくなる、頻尿になっていてなんか今までと違う。

ということが感じられてからのようです。腰痛などの症状があらわれてからだと、進行してしまっていることも考えられますので注意が必要です。

女性の卵巣がんによる腰痛の原因は転移かもしれません

特に怖いのは転移です。血流やリンパの流れにのって卵巣以外の臓器までがんになってしまうことです。転移が腰の骨にいってしまうと腰痛となります。骨転移が原因の腰痛はレントゲンやCTやMRIなどの画像をみてみないと、なかなか特定が難しいとうことがあります。骨転移が原因のためリハビリやマッサージをしていても腰痛が良くなりません。
卵巣がんを発症しやすいのは50歳位から70歳の女性に多く、女性の70人に1人が罹患するという結果がでています。

また婦人科系の病気では2番目に多く、死亡数も他の婦人科系の病気よりも多いです。卵巣がんは、ほかのがんと較べると悪性度は低めではあります。 しかし、女性のがんの死亡原因の第5位なのです。なんとかして早期発見をしたいものです。

腰痛の原因。女性が卵巣がんになるリスクや要因とは?

加齢が主な原因ではありますが、妊娠経験がないことや初潮が早かった人、閉経が遅かった人、高齢出産や子宮体がんや乳がん、大腸がんの罹患歴のある家族がいるなどが卵巣がんになるリスクを高める項目と言われています。

遺伝的な要素も割合的には少ないですがいくらかは危険性としてあるようです。あまりはっきりとしたことは分かっていません。とにかく早期発見が重要です。

腰痛の原因となる女性の卵巣の病気。卵巣嚢胞

卵巣嚢胞とは卵巣に何らかの原因で液状の成分がたまってしまい、腫れあがる病気のことを卵巣嚢胞といいます。この卵巣嚢胞は特に腰痛の症状が多くみられ、下腹部痛も感じられますが、生理痛とは異なった痛みであらわれます。

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女性の卵巣嚢胞が原因の腰痛ではお腹の内側から引っ張られるような痛みが出てきます。腰痛だけではなく、下腹部が通常より膨れ上がることで洋服のウエストがきつくなることもあります。

不正出血やおりものが普段と違い水っぽい場合には、病院で調べたほうが良いでしょう。この不正出血までおこってしまうと手術をしなければならない可能性もでてきます。

女性が妊娠したときの症状と似ていることからも、妊娠したことがある方は間違えやすいのですが、「妊娠かな」と思った場合で妊娠検査薬が陰性の場合には、一度病院で見てもらった方がいいでしょう。

卵巣嚢胞の大きさにもよりますが5センチほどの卵巣嚢胞を発症したひとは約3週間前からの腰痛と、1週間後には背中やわき腹、下腹部の痛みがひどくなり救急搬送されたという人もいます。

痛みを感じた場合は何かしら体からのSOSなので見逃さないことが大切です。

腰痛の原因となる女性の卵巣の病気。卵巣チョコレート嚢胞

女性の卵巣の中に嚢胞ができ、その中に古くなった子宮内膜が溜まっていく病気です。嚢胞が原因で腰痛もおこります。

生理のたびに子宮内膜ははがれおちますが、そのすべてが卵巣にたまっていくと子宮内膜は古くなることで酸化し、ドロドロで黒っぽいことからチョコレート嚢胞と呼ばれるようになりました。

しかし発症する過程がまだはっきりわかっておらず、現状では解明されていません。

エストロゲンの影響で子宮内膜が増殖することから、女性の初潮が早くなったこと、閉経が遅くなったこと、妊娠出産の時期が遅くなっていることから、月経の数が増える=子宮内膜が落ちる回数が多い(子宮内膜が溜まる可能性が増える)ということが原因とも考えられています。

卵巣チョコレート嚢胞の症状は、骨盤の痛みや腰痛が挙げられます。大きくなった卵巣チョコレート嚢胞が骨盤を圧迫し、腰痛を引き起こします。この卵巣チョコレート嚢胞が破裂してしまうとひどい生理痛やつらい下腹部痛を起こしてしまいます。

卵巣チョコレート嚢胞が癒着をおこすことで突っ張ったような痛みも引き起こします。この病気は急性腹膜炎などの原因にもなるので、破裂する前に治療することが一番です。

腰痛のほかにも性交や排便時の痛みなども感じるため、腰痛以外にもいつもとは違う痛みを少しでも感じたら検査をしたほうが良いでしょう。

卵巣チョコレート嚢胞を経験した人のなかには、起きられないほどの腰痛を感じたり
ぎっくり腰のような状態になってしまう女性もいます。

ただの生理痛、腰痛だと思わず、耐え難い痛みはすぐに病院で見てもらう必要があります。卵巣チョコレート嚢胞が治ったことで腰痛や生理痛がなくなったという声もあります。

腰痛の原因となる女性の卵巣の病気まとめ

女性の卵巣の病気はそれぞれ腰痛以外にも他の部位の痛みなどの症状があります。からだに異変を感じてもついつい見逃したり放置してしまうこともありますが、病の進行は治癒の遅れにもつながります。

腰痛の原因が心配ないものなのか、それとも注意しなきゃいけない病気なのかを見極めましょう。注意が必要な病気であったら、病気の原因を根本から治療することが大切です。

軽い腰痛かなと思っても、からだからのサインに対して敏感になって、見逃さずに治すようにしたほうがいいですね。

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