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腰痛の原因となる腰椎椎間板ヘルニアの症状と治し方です。椎間板ヘルニアは典型的な症状があり、原因が特定できるため治し方もある程度は決まっています。どんな動きが腰の骨に悪影響を与えているかを知ることが大切です。

■椎間板ヘルニアの原因

椎間板は背骨の骨と骨との間にあります。背骨というのは、頸椎、胸椎、腰椎とを合わせて24個あります。その背骨の間に椎間板はあります。

椎間板があることによって、背骨の直線的な強さが増します。また、背骨を曲げたり伸ばしたりといったような動きが良くなります。

さらに、激しい運動やジャンプしての着地などの際に、衝撃を吸収してやわらげ、骨を骨折から守ることが可能となります。椎間板の負担が大きすぎると椎間板自体が壊れてしまうことがあります。その壊れた組織が脊髄を圧迫してしまうのが椎間板ヘルニアです。

■椎間板への動作による圧力は?

それでは各動作によって椎間板にはどれくらいの圧力がかかっているのでしょうか?

腰椎の3番目、1~5まである腰椎のちょうど真ん中にあたります、第三腰椎で調べた結果があります。日本では生体実験は認められていませんので外国のものです。

1.25kg =仰向けに寝る
2.70kg =横向きに寝る
3.100kg =立っている
4.150kg =前屈みになる
5.250kg =前屈みで20kg の物をもつ
6.140kg =座っている
7.185kg =前屈みで座る
8.270kg =座って前屈みで20kg の物をもつ

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この結果で注目してもらいたいのは、座っている時の圧力はかなりのものだということです。男性では重いものを持ったときに腰を痛めることは多いですが、女性などデスクワークでも相当に負担はかかっているのです。

腰椎の椎間板に、椎間板自身が耐えられる以上の負荷がかかると壊れます。壊れて椎間板の中の組織がはみでてしまいます。椎間板がつぶれてしまっているのかを観るのも注意が必要です。

椎間板ヘルニアの症状

第四腰椎と第五腰椎との間は広いため、椎間板がつぶれると狭くなるのでレントゲンですぐに分かります。第五腰椎と第一仙骨との間は、はじめから狭いため注意が必要になります。

生理的に狭いのか?病的に狭いのか?見極めることが大切となります。見極めるには、椎間板に接する関節と関節の間、骨の端が白くなっていることがポイントです。他の関節面、腰椎と比べて白くなっているということは病的ということです。それからMRI でも確認します。

筋力低下に注意が必要

腰椎椎間板ヘルニアでは、神経根の異常が出やすいので痛みが強く出ますが、筋力低下は出にくいです。人は痛みには敏感なため、痛みについてはかなりみなさん気にされてちょっとした変化も見逃さない傾向が強いです。

しかし、筋力低下に関しては、年令のせいかなと思ったり、疲れているのかなと思ったりしてあまり敏感に反応することが少ないのです。だからこそ、痛みだけでなく筋力低下にも注意する必要があります。重い症状が表れてから対処するのではなく、早期発見、早めに対応するということが大切です。

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