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腰痛の原因を調べる重要な検査であるSLRstraight leg raise )=下肢伸展挙上テストについてです。SLRテストでは坐骨神経の痛みを再現します。第5腰神経、第1仙骨神経、第2仙骨神経からなる坐骨神経とその硬膜を伸ばします。坐骨神経を伸ばすことで、坐骨神経(第5腰神経、第1仙骨神経、第2仙骨神経)の神経根の刺激を検査します。

SLRテストで検査する神経根とは

脊髄から直接に枝分かれする、腰椎と腰椎の間から太い神経の根元の部位になります。脊髄というのは背骨の中を通っている脳と同じく大切なものです。脊髄が大きく損傷されると、手足がうごかなくなります。腰の部位で脊髄が損傷されると、足が動かせなくなります。

首で脊髄が大きく損傷されると、手足が動かなくなります。場合によっては呼吸も出来なくなり、生命に関わります。それほどまでに大切な脊髄から直接枝分かれする神経の根元が神経根です。

SLR(straight leg raise )=下肢伸展挙上テストでは、そんな大事な神経根の異常を検査します。

SLRテストの検査方法

実際のSLRテストの検査方法です。検査をすることで腰痛が悪化してしまうということは絶対にあってはなりません。腰の痛みの原因を調べることは大切ですが、決して強くやりすぎないように気をつけてください。

1.片脚を持ち上げる

仰向けに寝て、膝をしっかりと伸ばしたまま、ゆっくりと誰かに足を挙げてもらいます。
足をゆっくりと挙げるのが大事です。足を急に持ち上げると、下肢の裏側の筋肉が急激に伸ばされます。反射として働いてしまい、正確な判断が出来なくなります。

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2.痛みの出る角度を検査

ゆっくりと持ち上げて、痛みがある角度で止めて、何度なのかを計ります。痛みがでたとしても70度よりも角度が大きければ、この検査では神経根の異常は特定できません。また、痛みがでたとしても35度程度までは、坐骨神経に負荷はかからないので、35度以内の場合にも神経根の異常とは考えられません。

3.痛みの確認

35~70度の範囲で、下肢の後ろ側に電気が走るような痛みが起きた場合に限って、第5腰神経、第1仙骨神経、第2仙骨神経の神経根の異常と考えられます。

第5腰神経、第1仙骨神経、第2仙骨神経は、まとまって足の先のほうまで通って、坐骨神経を形成しています。いわゆる坐骨神経痛というわけです。それはまた椎間板ヘルニアということです。詳しくは腰椎椎間板ヘルニアの痛みの原因となる腰の構造を参照してください。

腰痛の原因を検査 SLRテストまとめ

SLR(straight leg raise )=下肢伸展挙上テストで痛みがでる、そんなあなたは、神経根の異常、坐骨神経痛が疑われます。よく腰が痛い痛いと言っている方たちが、「坐骨神経痛で・・」とかいうのは、坐骨神経の根元である神経根の異常のことです。

しかし、神経根の異常があったとしても、神経根の痛みの原因は多くありますので、その判断は画像を撮ったり、別の検査方法で詳しく検査するなどをする必要があります。坐骨神経に痛みがでるというのは、立派な腰痛症です。腰痛の原因を自分で知って治療し、普段の生活から姿勢や動きに気をつけることで二度と再発しないように予防していきましょう!

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