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腰痛の原因となる後縦靭帯骨化症=OPLLについてです。厚生労働省の特定疾患難病に指定されています。公費負担の対象となるかどうかには認定の基準があります。認定されると公費で治療、手術が行われます。難病指定のため医療費が免除されることになります。

後縦靭帯骨化症の診断

後縦靭帯骨化症の診断にはCT が有用です。MRI では分かりづらい画像でもCT なら分かりやすく見えるのです。後縦靭帯骨化症は靭帯の骨化ですので骨を見るならCT ということです。

最も多くみられるのは、第二頸椎、第三頸椎、第四頸椎と連続しているものです。なかには連続していないものがあり、第二頸椎だけ、第三頸椎だけ、第四頸椎だけと分かれているものがあります。このような場合というのは少ないです、こういう人は少ないので見過ごされてしまうことがあり注意が必要です。

また、第二頸椎、第三頸椎、第四頸椎が連続している人と思われていても、実は第五頸椎も骨化していたということもありえます。頸椎だけでなく、後縦靭帯といのは胸椎、腰椎含めた全ての背骨にあります。

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後縦靭帯骨化症の症状

骨化してしまうとどうなってしまうのか?骨と骨がくっついてしまうと動きが悪くなってしまう、というのはもちろんあります。非常に問題となってくるのが、骨化した部分が脊髄を圧迫してしまうことです。脊髄が圧迫されてしまうということは、脊髄の機能が失われるということです。手足が動かなくなったり、手足の感覚が分からなくなったりします。初期にはしびれの訴えが多いです。の後縦靭帯骨化症では両手が動かしづらい、の後縦靭帯骨化症では腰痛、足のしびれ、足に力が入りづらいということが起こります。

後縦靭帯骨化症の治療

治療では、椎弓形成術というものを行います。脊髄の通っている脊柱管の拡大を行います。必ずしも進行性というわけではなく、急激に進行するというわけでもないため、手術は主治医との定期的な診療、相談が大切です。しかし、転倒した際に脊髄を急激に痛めてしまう危険性があります。転倒する危険性の高い人、後縦靭帯骨化症以外になにか疾患があってふらつく人などは早めに手術したほうが良い場合もあります。

後縦靭帯の骨化症があるなら、前縦靭帯の骨化症もあります。前縦靭帯骨化症の人は少ないです。そして例えば頸椎、首の後縦靭帯骨化症では、症状としてはちょっと下が向きにくいくらいですので、そんなに問題視されていません。

後縦靭帯とは頸椎、胸椎、腰椎という背骨の、椎体の後ろ側にあります。だから、脊髄を圧迫するため非常に危険なのです。そのため難病指定されています。難病指定されると公費の対象となります。それほど大変な疾患ということでもあります。

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