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腰痛の原因である腰椎椎間板ヘルニア自分で調べることが出来ます。一般にヘルニアと言われているものについてです。ヘルニアとは臓器があるべき位置からずれてしまうことです。腰痛の場合は正確に言うと腰椎椎間板ヘルニアといいます。

腰椎椎間板ヘルニアの原因

腰椎椎間板ヘルニアは10代前半から起こりえます。20~40代が最も多く発症します。椎間板に異常が起こることで発症します。椎間板は、髄核と線維輪からできています。椎間板の異常とは普段の生活で線維輪に亀裂が入り、ふとしたきっかけで線維輪が割れて、中央にあった髄核が線維輪を突き破り、飛び出て神経を圧迫することで発症します。髄核だけでなく線維輪が飛び出てしまうこともあります。

腰椎椎間板ヘルニアでは、腰痛の原因が、腰の痛みの原因が、神経根の異常によるものだと特定できます。MRI 画像、CT 画像などで診断ができます。普通のレントゲン画像には写りません。診断するためには神経症状と画像との関係が重要です。

腰椎椎間板ヘルニアの神経症状検査

1.SLR(straight leg raise )=下肢伸展挙上 テスト

2.変形SLR(straight leg raise )テスト

3.クラムテスト

4.ウエルレッグテスト

5.座位でのSLR

6.バチェットルーテスト

7.スランプ8

8.前屈検査

5~8の詳しい検査は

腰痛の原因検査を自分で(SLR、バチェットルー、スランプ8、前屈)

これらで確認します。

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腰の神経

さらに、足の指の感覚、足の筋肉、深部腱反射を検査すれば、神経根の異常の発生部位が分かります。発生部位というのは、腰の構造が分かれば理解できます。背骨の中でも腰の骨=腰椎は、上から順に1~5までの5個あります。背骨は首のほうは小さくて、腰のほうは大きくなり、仙骨の上に乗っています。それぞれの腰椎の間からは神経がでています。

◆第十二胸椎と第一腰椎の間からは第一腰神経

◆第一腰椎と第二腰椎の間からは第二腰神経

◆第二腰椎と第三腰椎の間からは第三腰神経

◆第三腰椎と第四腰椎の間からは第四腰神経

◆第四腰椎と第五腰椎の間からは第五腰神経

◆第五腰椎と仙骨の間からは第一仙骨神経

が、それぞれ出ています。

第一から第五腰神経、第一仙骨神経はそれぞれの神経が、それぞれの筋肉を動かす、個別性がある程度みられます。感覚についても同様に個別性があります。そのため、ある部位の筋肉の強さ、感覚の鈍さなどを検査することで、第一から第五腰椎のどこに異常があるのかが分かるのです

腰椎椎間板ヘルニアに関係する神経と身体所見

腰椎椎間板ヘルニアに、特に関係している神経は、第四腰神経、第五腰神経、第一仙骨神経の坐骨神経です。仙骨のすぐ上にのっている、下側にある腰椎のほうが、動きが大きいために、異常も起きやすいのです。第三腰椎、第四腰椎、第五腰椎の下側の椎間板に異常が起きます。それぞれの神経の関係です。

第四腰神経

筋肉=足首を上にあげる筋肉

反射=膝蓋腱反射

感覚=内くるぶし周辺

第五腰神経

筋肉=足の親指を上にあげる筋肉

反射=なし

感覚=足の甲

第一仙骨神経

筋肉=足の親指を下に動かす筋肉

反射=アキレス腱反射

感覚=外くるぶし周辺から小指

となります。

これらを知識として知っていれば、自分で腰椎椎間板ヘルニアの位置が、腰椎のどの部位が腰痛の原因になっているかが分かります。

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