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前回は急性腰痛の治療について、一般的な、急性期の外傷に対する治療方法、治療の考え方について説明しました。急性期のRICEの法則の考え方で腰痛はどう対応すればよいのでしょうか?

RICEの法則

急に腰が痛くなった時、腰痛の場合にもRICEの法則は当てはまる部分があります。

Rice の法則
( 急性腰痛の治療とRICEの法則 
安静、冷却、圧迫、挙上
の4原則を腰痛にあてはめて考えてみます。

1.Rest 安静

まずは、痛みを感じたらそれ以上無理に動かさず、安静にするのが大切です。
安静にすることで、今、発生している以上の損傷を防ぎます
腰痛の場合はその体勢、姿勢を急に変えないことが大切です。誰か助けてくれる人がいるならば、手伝ってもらってでも痛くない姿勢で横に寝ます。多くの場合は横向きに寝ます。腰椎の前弯や後弯に影響を与えやすい、腹臥位、腹這い、うつ伏せや、仰向け、背臥位などは多くの場合は適しません。しかし、体型や痛めた部位にもよるので、
あなたが一番楽な姿勢で横になります。

2.Ice 冷却

次に冷やすことも重要です。内出血などか起きていて腫れてしまうと、腫れを元に戻すのにも時間がかかってしまうため、冷やすことで腫れを抑えます。しかし、冷却は腰痛にはほぼ必要ありません気持ちが良ければ、痛みが和らぐならば冷やす、温める、どちらでも良いです。信頼できる専門家が近くにいて相談できるのであれば、その方に任せてしまっても構わないくらいです。

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私が提唱するように、あなた自身で治す。あなた自身でなんとかするのであれば、あなたが気持ち良いと感じることをしてください。両方ともやってみて、気持ちの良い方を選べば良いのです。面倒であれば、湿布の作業をするのが苦痛だったり、痛みが増すようでであればまったくする必要はありません。

3.Compression 圧迫

圧迫です。腕や足の場合は包帯などで少しきつく巻きます。腫れを抑えます。外傷で出血していた場合は圧迫することで止血します。
この圧迫は腰痛の場合ではどうでしょうか?
これも原因の特定できない、非特異的な腰痛の場合は必要ありません

しかし脊椎圧迫骨折の場合は、腰椎が折れています。骨折しています。時と場合によっては胸椎が折れている場合もあります。
その場合にはコルセットが必要です。安静に、横になっている場合には多くの場合は必要ないのですが、起きる場合にはコルセットをして骨折部位を保護する必要がでてきます。
大抵の非特異的な腰痛の場合には圧迫は必要ありません。

4.Elevation 挙上

挙上です。損傷したところ、患部を心臓よりも上にすることで、血液の戻りを良くします。血液の流れを良くすることで、腫れを抑えます。
腰痛の場合も安静にし、横になることで、腰を心臓とほぼ同じ高さにすることで、血液の流れを滞らせないというのは大切なことです。

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